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2010年08月23日

わたしのみた風景

まずは全体的な感想のみ。
レポではないので具体的なネタバレはないと思いますが
何となくは分かってしまうのでご注意下さい。

 
ひさしぶりに噛み応えのある、
噛み締めがいのあるツアーが来たなと思いました。
懐かしくて味わい深くて好きです。

シングルとかテッパン盛り上がり曲とか、
元々アドバンテージのあるものだけを繋いで
全面に押し出して行くというここ数年のツアーとはまた違う形。
オリジナルアルバムをどう魅せて行くかについての
アンサーとしてはかなりのクオリティだなと思いました。
過去ツアーを考えても自分内でわりと上位に位置しそうです。
ほどよい抜け感が好きです。

これが嵐エッセンスだー!と見せつけるものとは違って、
嵐はこんなスタイルもあるんだけどどう?って感じですかね。
さすがに「踏み絵」的という程作為はないと思うので「提案型」だと思います。
だから賛否両論で全然いいと思いますしあると思います。
ただわたしが「賛」派なだけです。

あと一昨年、昨年よりも更に
日没時間が考慮された構成だったんじゃないかな?と思いました。
少し涼しくなった風に吹かれながらまったりと感じる切な爽やかな曲。
日が落ちて照明を落として転換するちょっと非日常な空間。
日が暮れていくのと共に"まったりじっくり"楽しめる感じが心地よかったです。

ただ問題は噛み締めさせてもらう余地があまりないこと(笑)
アリーナを回ってたあの頃と今の状況はやっぱり少し変わっていて、
噛み締められるほど何回も見られるお客さんがいるわけじゃないこと。
そもそも見せてる場所の規模感が全く違うこと。
そういう状況で嵐スタイルをどう見せて行くかって超難題ですよね。

そんな状況を十分考慮した上で「変化なき変化」に
取り組んで答えを出した嵐さんだとは思うんですけど。
そもそもが難題なのでその難題に対するアンサーとして
ベストな形だったのかについては正直なところ疑問ですね。
改良の余地ありという感じは存分にしますよね。
これがアリーナツアーなら手放しで絶賛なんですが。

良くも悪くも最終的にはまた別の味わいになっているのが
嵐コンなのでどう変化が起きるのかも楽しみなところではあります。
(自分が見ることができるかはまた別の話w)

長々とどうでもいい感想を書いてしまいましたが、
結局のところ二宮先生がおっしゃった
「嵐クラッシック」という言葉に全て集約されていると思います。

嵐クラッシックがふたたび我々の目の前に提示されたことは
前からファンをやっている者としてはとても嬉しいことでした。
嵐の軸は変わってないよというのをカタチとして見せてもらったので。
これだな、これこれ、帰って来たよ嵐、と思いました。

投稿者 azu : 2010年08月23日 18:36

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